タラス オコタはアデレード大学で醸造学を修めた後、数々の有名ワイナリーでワ インメーカーを歴任してきた秀才でした。南オーストラリアではTwo Handsや Murray Street Vineyards、Nepenthe、更にイタリアのプーリアやシシリー、力 リフォルニアではKunin、Bonnacorsi、Arcadian、Schrader、Out Post、 Hitching Post’sといったワインをスターダムに伸し上げた先に選んだ道が現在の オコタバレルです。それは妻アンバーと共に古びたワーゲンワゴンに乗りながら カリフォルニアからニューメキシコに掛けてサーフィン ツアーをしながら思いつ いたアイディアで、生まれ育った南オーストラリアでクラフトワインを作るプロジェクトでした。 |
|
アデレードヒルズの中でも最も涼しいレンズウッドに居を構え、オコタが始めたワイン作りは只管シンプル。野生酵母発酵で無清澄、無慮過。バスケットプレス で古めかしく作る昔ながらのスタイルです。醸造過程では一切のSO2を拒絶しています。とはいえパンク ミュージックとサーフィンがライフスタイルの中心にあるタラス が作るワインですから当然作りはファンキー。特に南フランスで出会った沢山の ワインメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から大きな影 響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。インメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。
2020年10月13日(火)タラス オコタは長い闘病の末、この世界と別れワインと人生の最愛のパートナーであるアンバー、愛する子供達のセージとアヌークをこの世に残しました。世界中のワインスタイルに影響を与えている多くの素晴らしいワインメーカー達、彼らは平等に評価し、時に想像を超えるほどクリエイティブで、時に神が舞い降りたようなワインを作り出します。タラスオコタも間違いなくその一人で、ワインメーカーとしての活躍と知名度は群を抜いて高く、オーストラリアでのミニマルなワインをブームにのし上げた第一人者として広く愛されていました。猫を愛し、パーティーを愛していました。言葉を荒げる事が一切無く、湖面の様に静かな性格で、じゃじゃ馬だらけのバスケット レンジに於いて、ワインメーカー同士の絆となり均衡を齎してくれる稀有な存在でした。どうか安らかに。 |
|
|||||||||||||||||||
【マグナムボトル】現在最もオーストラリアのプロ達に支持されている理由が味わいを通して理解して頂けると思います。グリーン・ルームはタラスとアンバー、オコタ夫妻が懇意にしている友人が経営するサーフショップ(サンゴ礁やビーチを守る活動をしているそうです)の名前から付けたオコタバレルで最もフレッシュなスタイルを意識したキュヴェです。Tarasのワインで最も飲み易くて軽いスタイルのカルボニック スタイル。それでもAnton(ツーシー・マルゴー)達のワインに比べるとしっかりしてるよなぁ、あんまり急いで売りたくないなぁと思いながらもう3年経過してしまいました。ましてやマグナムでしたから、イベントの時等でちょいちょい使いながら味見したりしつつ。スクリューキャップも理由の一つだとは思いますが、やっと飲み頃に達してくれたなぁと思います。プラミーでしなやかで、実にイージーなんです。 |
|
|||||||||||||||||||||
彼のワインは本当に寝かせると実に美しく変化しますよ。出来れば大ぶりのバルーングラスで楽しんでみて下さい。過去と同様に7品種のブレンド。グルナッシュ、ガメイ、シラー、メルロー、ピノグリ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネールを冷蔵保存した後に混醸したこのワインは「何も考えずに飲んで美味しいワイン」を目指して作られています。ストラングラーズの名曲にインスパイアされた名前にちなんで黄色に白のラベル。これは太陽の眩しさに全ての物が霞んで見えてしまう旨の歌詞が大好きなタラスのイタズラ心の現れでもあり、音楽ファンの心をチクチクさせてしまいます。是非軽く冷やして飲んで頂ければと思います。「テクスチャー・ライク・サン」はタラスとアンバーお気に入りのバンドであるザ・ストラングラーズの名曲”Golden Brown”のリリックに登場する印象的なフレーズ。タラスオコタはこの珠玉の名曲を結婚式でのBGMに使用しただけではなく、出来れば自身の葬式にもかけて欲しいと言っているほどに心底惚れ込んでいるのです。 著名ワインジャーナリストであるマイクビニーはこのボトルを眺めながらワインを飲み干し、思わず笑いを堪える事が出来なかったそうです。それはゴクゴク飲める果実の素直な旨さだけが理由であったからではなく、ショッキングイエローにオフホワイトの文字が羅列したラベルデザインが目を細めないと良く読めなかったからで、まさにテクスチャー・ライク・サン(眩しくて思わず目を細めてしまう太陽の質感)であると彼の意を得たからです。 ブドウは全てアデレードヒルズ産。全房醗酵のピノノワールに同じく全房醗酵のグルナッシュ、ホールベリーのメルロ、更には澱ごと加えた5%程のゲヴュルツトラミネール。各フルーツが渾然一体となった味わいは燦々と降り注いだ太陽が齎した大地の恵みであり、正にタラスオコタがこのワインで表現したかったスタイルなのです。 |
|
|||||||||||||||||||||
赤白混ぜこぜで作られるこのキュヴェですが、2020に起こった山火事で焼失したGamayの件もありまして、今後は違ったブレンドになっていく事が予想されます。元々Taras Ochota【タラス オコタ】はSO2ゼロでワイン作りをする事に対してネガティヴではなく、Basket Range【バスケット レンジ】で彼が経営するピッツェリアLost in a Forest【ロスト イン ア フォレスト】ではゼロで作ったワインを樽から複数種類提供しています。しかしながらオーストラリア国内でのストレージ事情(ワインセラーを完備した飲食店が非常に少ないのです)を考慮した結果、ボトリングするワインにはSO2をミニマルで添加しており、その姿勢はワイナリー設立以降変わっていません。ただ2017年ビンテージから大きな変化がありました。SO2添加量が前年の半分以下、赤は10-20ppm、白は20-30ppmとなったのです。これはピッツェリアを共同経営しているGentle Folk【ジェントル フォーク】のGareth Belton【ギャレス ベルトン】の哲学に明らかな影響を受けた上での決断であり、彼が作る2017ビンテージ以前のワインしか飲んだ事が無い方には味わいの変化が大きく、驚かれてしまう事と思います。今回のリリースであるTexture Like SunはPinot Noir/ Grenache/Gamay/Gewurztraminer/Pinot Meunier/Fragola/ Riesling/Chardonnayのブレンド。カルボニック独特の香りを軽減させて楽しんで頂ける様に、入荷から10ヶ月休ませていたボトルになります。追熟した2017と併せて2018をご紹介させて頂きます。アセロラやクランベリーのニュアンスが実にチャーミングで、飲み込んだ後に鼻孔を擽るバラの香りやレモンカードの味わいが素晴らしいです。彼が作るワインはいつもカッチリしているイメージかも知れませんが、Lucy Margaux【ルーシー マルゴー】やJAUMA【ヤウマ】ばかりに気をとらえている方にこそ絶対お試し頂きたいと思っております。彼に対する印象がガラッと変わりますよ! |
【限定商品】各種お料理やジンギスカン用に北海道産羊脂 |
|
ルーシー・マルゴー | ヤウマ | BKワインズ | コミューン オブ ボタン | ジェントルフォーク |
ジ アザー ライト | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック | ラガベラス |
オコタバレルズ | ウニコゼロ | イエティアンド ココナッツ |
スモールフライ | ブレイブ・ニュー ワイン |
バスケットレンジ ワイン |
コーナー | ティム ワイルドマン | ベルトラン ビスポーク |
コンピラ・マル・ワインズ |
ロックフォード | クリスリングランド | ライノ・ランブル | グッドインテンションズ | ウィリアム ダウニー |
リキッド ロックンロール |
ラッタ | カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー |
ビンディ | ボバー | バス・フィリップ | オーシャンエイト | マウント・メアリー |
ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
Pサリヴァン | ジャムシード | ルーク ランバート | ゼヴィア | アルフィオン |
アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ウインダウリー | アンケル | 九能ワインズ | ミニム |
ラ・プティ・モール | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
---|---|
本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
1,クレジットカード
2,代金引換
ホームページをご利用されるお客様にお伺いする情報について
株式会社 東洋肉店ホームページはお客様への通信販売サービスとして運営されております。お客様が当ホームページをご利用される場合、お客様の個人情報を お伺いする場合があります(オンラインショッピング等のお客様の任意かつ自主的にご利用いただく場合)。 お伺いする情報は、お客様のお名前、メールアドレス、電話番号、住所といった、株式会社 東洋肉店のサービスをご利用になる際に必要となる、お客様の個 人情報が主なものになります。また、お客様の必要に即したサービスに関する情報のご提供等の目的で、それ以外の質問をさせていただく場合がありますが、こ れは必要最低限の項目を除いて、お客様自身が選択可能なものになっており、お客様の任意 でご提供いただけるものです。尚、株式会社 東洋肉店が、お客様の同意なしにお伺いする情報を改変することはありません。 お伺いした情報は第三者に通知する場合があることをあらかじめご了承ください。(例えば、配送等のサービスを委託した会社にお客様の名前と宛先を知らせ る場合がこれにあたります) 株式会社 東洋肉店は当ホームページを訪問されたお客様のプライバシーを守るために合理的な範囲で必要な措置をとります。当ホームページのサービスに よっては、お客様から機密性の高い情報(例えばウェブマネーやクレジットカードの番号など)をいただく場合がございますが、その際には情報を暗号化するな どの方法によって情報の保護に努めます。 株式会社 東洋肉店は以上の方針を改定することがあります。その場合すべての改定はこのホームページで通知いたします。
クッキー(Cookies)について
クッキー(Cookies)は、お客様が株式会社 東洋肉店ホームページに再度訪問された際、より便利に当サイトを閲覧していただくためのものであり、お客様のプライバシーを侵害するものではなく、またお客様のコンピューターへ悪影響を及ぼすことはありません。 インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)の設定により、クッキー(Cookies)の受け取りを拒否することも可能ですが、その場合でも当サイトの閲覧に支障を来すことはありません。ブラウザーの設定方法は各ソフト製造元へお問い合わせ下さい。
保証、及び責任制限
株式会社 東洋肉店ホームページの利用は、お客様の責任において行われるものとします。当ホームページ及び当ホームページにリンクが設定されている他の ウェブサイトから取得された各種情報の利用によって生じたあらゆる損害に関して、株式会社 東洋肉店は一切の責任を負いません。
準拠法
株式会社 東洋肉店ホームページは株式会社 東洋肉店の管理下にあります。当サイトは法律の異なる全世界の国々からアクセスすることが可能ですが、当サイ トにアクセスされたお客様および株式会社 東洋肉店の両者は、かかる法律原理の違いに関わらず、当サイトの利用に関して日本国の法律に拘束されることに同 意するものとします。 また株式会社 東洋肉店は当サイト上で、お客様の環境において当サイトのコンテンツが適切であるかなどの記述や表示は一切行いません。当サイトへのアク セスはお客様の自由意志によるものとし、当サイトの利用に関しての責任はお客様にあるものとします。