北海道民のソウルフードと言っても過言では無いでしょう、その名はジンギスカン!ジンギスカンを見たことも聞いたことも無い方々から、ジンギスカンを更に深く研究したい人達まで読んでみてください!過去から現在、そして未来への展望まで、たった一言では語り尽くせぬジンギスカンの奥深さを垣間見ることでしょう。。。 |
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モンゴル・中国の中でも回教徒が多くすむ北方地域
の料理であるカオヤンロウ(羊肉) が原型と言われています。カオヤンロウは文字のごとく羊肉を火であぶり調理する料理。羊肉串やジンギスカンと同じような調理法もカオヤンロウと言われます。ジンギスカンという名前自体は日本で作られた言葉です。
大正時代はジンギスカンと言う名前こそ無かったものの大正8年8月に発行された小谷武治農学士の著書「羊と山羊」増訂第4版に記された羊肉調理法の中には
「味附浸焼(醤油と味醂を煮立て冷やしたものに肉を漬け置き、金網で焼き煎ったケシを少々振りかけ食する。)」と既にジンギスカンの原型のような料理も紹介されていました。ちなみに日本での羊の飼育は明治6年頃から始まっていたそうです。 日本人が羊料理を食べ始めたのは大正時代に入ってからで、満洲に進出していった日本人が「羊に対して丸焼きや羊肉の水煮などと利用されていることに大いに啓蒙されてのことだ」と日本人の好みにあったと話していたようです。
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昭和5年という時期が推定されています。それ以前に「ジンギスカン」とゆう料理名を記した刊行物や文献はみつかっていないようです。ジンギスカンという名称をつかった北海道での羊肉料理は、昭和6年に月寒種羊場の山田喜平さんが書いた『綿羊と其飼ひ方』
に「調味したタレ汁に羊肉を漬け込み下味を付けておき、食べる時にはタレも用いる」と書かれています。正確な発案者・その時期は把握されてはいないようですが、名付け親としては昭和初期(1912年頃)に、当時の満鉄調査部長「駒井徳三」さんというのが最も有力な説のようです。彼は後に満洲国の総務長官となり建国に活躍したといわれています。「成吉思汗料理物語り」という文献によると、札幌で生まれた長女(満洲野)が「蒙古草原、羊群、義経のイメージ、それにリズム感、とくに父は名前をつけることが大好きでした」と語っていたようです。草原の武将のイメージの連想して日本の羊肉料理に『ジンギスカン』の名を冠したといわれてます。
ちなみに漢字で書く「成吉思汗」とは、昭和30年代頃からこう書かれ出したようです。
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漢字で「成吉思汗」と書くことから意味を考えてみました。なぜ?こう書くのか?ジンギスカンらしきものが食され始めた時代は日本人が満州に進出していたことは先に書きましたが、そのときの労働者達はきっと「汗をカキカキ、日本の事を思いながら働き、満州が理想の良い(吉・キチ)国に成るように」なあ〜んて思いで食された料理がジンギスカンになったのかもしれませんね?ほ〜んとに空想ですから信じないで下さい。 |
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昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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