今のオーストラリアワインに於いて最も意思が籠められたワインと言えると思っております。Harkham Wines【ハーカム ワインズ】のRichie Harkham【リッチー ハーカム】の送って来た人生を知り、更に現在進行形のプロジェクトを垣間見ると、実に驚かされてしまいます。全てを「人の為に」捧げる決意は揺るぎなく、その意思が反映されたワイン達。 |
Richieが今から4年前に一度バイク事故で心肺停止となり、奇跡的に死の淵から戻って来た背景を持っている事をご存知の方もここには多く居て下さると思います。重度の粉砕骨折を負い深刻だった左膝は、脳死の為に臓器関節提供を希望していた13歳の少女のお陰で、今では軽いジョギングまでこなせる程回復しました。現在彼はワインを作る事で得られる大部分の収益を貧困にあえぐコミュニティに学校を設立する為に注いでおりますが、それは決して偽善的要素を一切含まない、彼の心に最も大きな喜びを齎すプロセスだと言っています。 |
元々マサイ族の少女達が通う学校に講堂を建てる事からスタートしたプロジェクトは、昨年ミャンマーに3つの学校をプレゼントする事に至り、今年は更に数校の寄贈を予定しているそうです。彼は血筋が超の付く程に裕福な家族の出身ですから、私もワインビジネスを含めて懐疑的な視線を持った事が過去にあります。しかしながら昨年実際に彼のワイナリー(ガレージですね)訪れて、その大いなる愛とワインの質が素晴らしい事を確信として持ち帰る事が出来ました。学問ではなく実体験に基づいたワイン醸造は、一般的に考えらえれている方向とは多少違い(特に白ワイン)ユニークでもありました。ネズミ臭を避ける為に逸早くボトリングをして寝かせるコンセプトを聞いた時は驚きましたね。 |
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avel【タヴェル】の偉大なる作り手が生み出すロゼに恋したRichieなりの、美味しさを追求したロゼ。コールドソーク後にフットクラッシュ、一部を全房使用し、数時間のスキンコンタクト後にプレス。ステンレスタンクで発酵、更に使い古した500Lの古樽で熟成しています。とは言ってもガスが抜ける遥か手前でボトリング。他ワインも同様ですが、炭酸が残った状況で瓶詰めする事がHarkham一族の「ゼロ」アプローチの秘訣です。故にマウスフィールが独特。フルーツパンチを飲んでいるかの様にレイヤーが重なり、パルピー。それでいてザラつきを感じさせないスムースさがあり、クランベリーとイチゴの果実味がとてもチャーミングです。山査子やザクロのシロップを想わせるフィニッシュ。 |
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祖母Aziza【アジザ】の名を冠した、Harkham Winesの自社畑シリーズ。ユダヤの一族であるHarkham故に添加物だけでなくあらゆるフローに厳しい監視の目が行き届いたコーシャのワインとなります。ステンレス発酵/樽熟成(一部新樽)。スキンコンタクトも長く、旨味もタップリ。Semillon由来の高い酸が全体のテクスチャーを引き締め、緊張感のあるスタイル。グレープフルーツ、グラニースミス、メイヤーレモンの果実とビーズワックスの滑らかな舌触り。一般的なHunter Valley【ハンター ヴァレー】Semillonとは一線を画す、とてもユニークな味わいです。 |
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ステンレス発酵/樽熟成(10%新樽)。Semillonよりもスキン マセラシオンは短く、平均3-5日程度。オレンジワインよりもイエローワインと言えばピタリと嵌る仕上がり。古式ゆかしいChablisの様な緻密で引き締まったミネラルや酸ではなく、円みがり、よりピーチーでストーンフルーツのニュアンスが強いスタイル。ネクタリン、柚子、グレープフルーツ、白桃、青リングの果実味と微かなガンパウダー。幅広い料理と好相性を見せてくれる懐深い味わいです。美味。 |
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Semillon同様に、Hunter Valleyらしさが無いShiraz。こう書いてしまうと誤解を生んでしまいそうですが、MWの世界でも「咳止めシロップ」と呼ばれる同地の典型的なShirazに見られるメディシナルな個性がほぼ皆無、豊かな果実味とスパイス感が絶妙にブレンドされた素晴らしいワインです。ステンレス発酵/樽熟成(一部新樽)。フレッシュのラズベリーや摘み立てのアメリカンチェリーの、ジュースが弾ける様な果実感。微かにスモーキーでホワイトペッパーやレモンバーベナ、ミントのニュアンス。ミディアム タンニンで快活、イキイキとしており、フルーツの高いクオリティと品種個性に素直な味わいが楽しめます。 |
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2018年の来日時、メルボルンにある人気レストランのオーナーシェフMorgy Mcglone【モーギー マッグローン】と、人気ワインジャーナリストMike Bennie【マイク ビニー】、著名ワインディストリビュータであるAndrew Guard【アンドリューガード】らと渋谷で意気投合。「一緒にワイン作ろう!」と始まったのが、このShibuya Meltdown【シブヤ メルトダウン】です。メルトダウンと耳にすると、原子力的なネガティブなイメージをする方がとても多いと思うのですが、Shibuya Melt Downとは英語の定番フレーズとなっている「路上で無防備に酔いつぶれた人々」を面白おかしく表現した常套句。Google検索してみれば、直ぐにそれは伝わると思います。ワインはSemillon100%。彼が作るSemillonの中で、最も出来の良いと思われる2樽のみをブレンドしています。一般的なHunter Valley【ハンター ヴァレー】産のSemillonは早期収穫してステンレスタンク100%で作られますが、彼の場合は全て10年落ち以上のフレンチバリック。昨年同様、上質なブルゴーニュを連想してしまう固いミネラルと骨組み、綺麗な酸とストイックでピュアなシトラスフレーバー、そして良い意味での還元。微かなガンパウダーが薫れば、それはクラシックの証です。 |
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自社畑から生まれる長期熟成型のAziza's Shiraz【アジザ シラーズ】よりも遥かに軽く、冷やし目で楽しむ為に作られたShiraz。100%の除梗、ステンレス発酵、タンク/古樽熟成。ブルーベリー、カラント、ラズベリーのニュアンスとシナモン、リコリス、タイムのアロマ。Hunter Valley【ハンター ヴァレー】のテンプレート的な味わいとは対極的な、ゴクゴク喉を鳴らしながら飲めるスタイルです。ちなみに、この年から、Richie Harkham【リッチー ハーカム】がバイク事故で瀕死となった際に関節や臓器を分けてくれたドイツ人の少女家族への寄付として売上を渡しているそうです。彼女は13歳でしが、脳死を経て、ドナーとして7人の人生を救いました。こういったストーリーはワインの味わいを良くするものではありませんし、また売上向上を目的として積極的に話すものでは無いという個人的な思いもございます。しかしながら自然と、このボトルへ手を伸ばすお客様がいらしたら、是非コミュニーケートして頂きたいと考えております。 |
【限定商品】各種お料理やジンギスカン用に北海道産羊脂 |
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ルーシー・マルゴー | ヤウマ | BKワインズ | コミューン オブ ボタン | ジェントルフォーク |
ジ アザー ライト | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック | ラガベラス |
オコタバレルズ | ウニコゼロ | イエティアンド ココナッツ |
スモールフライ | ブレイブ・ニュー ワイン |
バスケットレンジ ワイン |
コーナー | ティム ワイルドマン | ベルトラン ビスポーク |
コンピラ・マル・ワインズ |
ロックフォード | クリスリングランド | ライノ・ランブル | グッドインテンションズ | ウィリアム ダウニー |
リキッド ロックンロール |
ラッタ | カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー |
ビンディ | ボバー | バス・フィリップ | オーシャンエイト | マウント・メアリー |
ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
Pサリヴァン | ジャムシード | ルーク ランバート | ゼヴィア | アルフィオン |
アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ウインダウリー | アンケル | 九能ワインズ | ミニム |
ラ・プティ・モール | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
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