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今のオーストラリアワインに於いて最も意思が籠められたワインと言えると思っております。Harkham Wines【ハーカム ワインズ】のRichie Harkham【リッチー ハーカム】の送って来た人生を知り、更に現在進行形のプロジェクトを垣間見ると、実に驚かされてしまいます。全てを「人の為に」捧げる決意は揺るぎなく、その意思が反映されたワイン達。 |
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Richieが今から4年前に一度バイク事故で心肺停止となり、奇跡的に死の淵から戻って来た背景を持っている事をご存知の方もここには多く居て下さると思います。重度の粉砕骨折を負い深刻だった左膝は、脳死の為に臓器関節提供を希望していた13歳の少女のお陰で、今では軽いジョギングまでこなせる程回復しました。現在彼はワインを作る事で得られる大部分の収益を貧困にあえぐコミュニティに学校を設立する為に注いでおりますが、それは決して偽善的要素を一切含まない、彼の心に最も大きな喜びを齎すプロセスだと言っています。 |
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元々マサイ族の少女達が通う学校に講堂を建てる事からスタートしたプロジェクトは、昨年ミャンマーに3つの学校をプレゼントする事に至り、今年は更に数校の寄贈を予定しているそうです。彼は血筋が超の付く程に裕福な家族の出身ですから、私もワインビジネスを含めて懐疑的な視線を持った事が過去にあります。しかしながら昨年実際に彼のワイナリー(ガレージですね)訪れて、その大いなる愛とワインの質が素晴らしい事を確信として持ち帰る事が出来ました。学問ではなく実体験に基づいたワイン醸造は、一般的に考えらえれている方向とは多少違い(特に白ワイン)ユニークでもありました。ネズミ臭を避ける為に逸早くボトリングをして寝かせるコンセプトを聞いた時は驚きましたね。 |
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Shiraz Rose。元のフルーツや醸造プロセスは前述のAziza's Shirazと全く同じなのですが、スキンコンタクトの時間が1日長く、結果として2018は彼の理想的な味わいと若干違い、揮発酸が少し高くなり、売上の全てをミャンマーでの学校設立に寄付する"Hark Angel"シリーズとしてリリースされました。イチゴとサワーチェリーの果実感にスモーキーでグラマラスなShirazの品種個性が強く出ています。テクスチャーに厚みがあり、こちらも軽い赤ワインの様な仕上がり。まだガス感が若干感じられる事もあり、スムージー的な円やかな食感が楽しいです。 |
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Semillon100%。祖母Aziza【アジザ】の名を冠した、Harkham Winesの基本となるシリーズ。畑は完全なオーガニックで運営し、醸造では一切の添加物を拒絶し、ゼロ スタイルを貫いた上でコーシャの厳格な審査をパスしています。ステンレス発酵、樽熟成等インフォームすべき点は多々あれど、Hunter Semillon【ハンター セミヨン】である事を考慮すると、「完熟」するまで待つ事は特筆すべき点です。本来クラシックなHunter Semillonは収穫期前にやって来る特有の雨季を避ける為に超早期収穫を経て誕生します。故に、あの心地良い低アルコールとキリリと引き締まるミネラルが楽しめるんです(まぁ大抵は補酸も欠かせませんが...)、しかしRichieはHunterの生産者で収穫が最も遅く、他生産者と比べると2週間程収穫を遅らせます。必然的にアルコールも周囲のワインよりも1%程度高くなりますし、同時に彼はスキンコンタクトも長く行います。1年半寝かせた事で色調は完全なるオレンジ色、キャラメルの様な香ばしい風味が加わり、アプリコットやマーマレードの旨味が更に深くなりました。元々非常にレベルの高いワインでしたが、素晴らしい進化を遂げております。 |
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典型的Hunter Shirazと同様に濃い色調。以前お伝えした事があるのですが、俗に言うクラシックなHunter Shirazってのは実にメディシナルな味わいになるんです。咳止めのシロップ、山査子、甘草、杏仁の匂いがとても強くて独特な香りがあるのが通例です。このユニークさがHunter Shirazが持つ最大の特徴であり、今一世界から受け入れられてない最大の理由だとも言われてます。正直熟成させないととても辛い。(唯一の例外はThalgara【タルガラ】くらいのものだと長い間ずっと思っております。全房発酵でスーパーエレガント、大樽使用の素晴らしいワインですが殆ど知られてません)。このワインは不思議な事に、Hunter Shirazが持つ「あの」シロップ香が皆無。グラスの向こうが見えない位に濃厚な色してるんですが、ブルーベリージュースやプルーンの様な素直な果実感しか無い。熟成して、その美しさが更に鮮明になっています。こちらも以前から何度もお伝えしているのですが、Hunter Shirazに対して偏見をお持ちの方がもしいらしたら、必ずこのワインがアイオープナーになりますよ。 |
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Semillon種に並びHunter Valleyに於ける白ブドウの顔として並び立つ品種。ですが、この品種も他ワイナリーとかなり違ったスタイルを貫いています。Semillonと同様に醸しを長めに取り、新樽を使用せずに(現在4-8年使用)バトナージュせずピュアな姿勢を崩しません。彼のワイン全てに共通しているのはラッキングとボトリングを他ワイナリーよりも多く行っている事。酵母との必要以上の接触を避けて、その上で早期にボトリングをして液体に残るガスを多めに保っています。Azizaの全てがゼロであるにも関わらず非常にクリーンなのは、そこに理由があります。リリース当初は微かにガスの残ったスタイルでしたが、24カ月の熟成でフレッシュ感を身上としたスタイルはすっかり鳴りを潜め、グラニースミスやネクタリンのアロマ、マジパンやナッツの様な香ばしさが際立つ様になりました。濁りのある薄いイエローグリーンから外見的な大きな変化は感じませんが、円やかさと爽やかさが同居したとても良いコンディションにあります。 |
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Shiraz100%。こちらもChardonnay同様にガスをたっぷり残したスタイルでしたが、2年の熟成を経て全く別の姿を見せてくれる様になりました。イメージとして、Shobbrook【ショブルック】のPoolside【プールサイド】ととても良く似た味わいになっています。実はこちら、ベースはAziza Shirazのショーとマセラシオン セニエ。ですから、良質のShirazから生まれたフリーランであり、Poolsideととても良く似たスタイルになるのは必須です。フレッシュのイチゴとラズベリーの様なジューシーな果実感、熟成を経て生まれたペッパーコーンの野性味。世に蔓延するロゼの大半はカルボニックのキャンディ香に満ちておりますが(個人的にそれも好きですよ)、こちらは良質なライトスタイルな赤ワインと言っても過言では無い様な複雑さがあります。 |
ジンギスカン用焼脂各種 |
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コミューン オブ ボタン | ヤウマ | ルーシー・マルゴー | ジェントルフォーク | BKワインズ |
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グッドインテンションズ | ジ アザー ライト | 九能ワインズ | クリスリングランド | ロックフォード |
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スプリングシード | ラガベラス | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック |
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バスケットレンジ ワイン |
コーナー | オコタバレルズ | ウニコゼロ | フォールフロム グレース |
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マノン | ライノ・ランブル | スモールフライ | イエティアンド ココナッツ |
ネリンガ |
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カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー | メイヤー | ゼヴィア |
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バス・フィリップ | アヴァニ | オーシャンエイト | ボバー | ビンディ |
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ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
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ラッタ | ジャムシード | マウント・メアリー | リキッド ロックンロール |
アルフィオン |
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Pサリヴァン | BFB | アンケル | ベルトラン ビスポーク |
ミニム |
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ヤラ・イエリング | コールドストリーム | セーヴ・アワー ソウル |
T アズ T | Wダウニー |
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ルーク ランバート | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
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ラ・プティ・モール | ジリー | ハーカム | ウインダウリー | オーバー・ザ・レインボー |
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ビンバジン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | スィ |
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ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | アプスレイ ゴージュ |
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サム ハロップ | パディ ボースウィック |
シー・レヴェル | ケンブリッジロート | ハーミットラム |
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ドンアンドキンデリ | Kunoh Wines | タンイングルーヴ | バーンコテージ | エクリプシス |
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ヴァルモン | クォーツ リーフ | グレープリパブリック | ピエロ | モスウッド |
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ラペルディーダ | ジョルディ ロレンス |
カーサデスィ | ヴィーノ アンヴィズ |
エスコーダ |
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マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アモスバネレス | アルテザーノ ヴィントナーズ |
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【お知らせ】ワインの配送は「冷蔵(クール)」便です。 現在、お肉との同梱は行っておりません(一部「ワインと同梱OK」の表示がある商品を除く)。お肉とワインを一緒に送る事が出来るのは当店の面白さであり強みでもあったかと思いますが、昨今の現状を踏まえ事態終息されるまでは同梱が出来なくなります。これによりお肉とワインは別々にご依頼頂く事をお客様にお願いを致します(それぞれどちらかのご注文が完了した後に、お手数では御座いますがもう片方をご注文下さい)。配送料が2つ発生しご負担をお掛けしてしまいますが、それぞれを事故無くお届けする為の判断としてご理解を頂けましたら幸いです。以上を当面の対策としてご報告させて頂きます。 |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
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