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ジャムシードはペルシャ神話に登場する伝説上の王であり、インド神話の閻魔に 相当する人物です。グラスを通して王国の全てを見渡す事が出来たと言われており、ワインが誕生する逸話に深く関わった事でも良く知られています。オーナー 兼ワインメーカーであるギャリー ミルズは一昔前からオーストラリアワインに冠されるカンガルーやコカトゥー(オウム)と言った名前に僻易としており、国際 的に通じる名前を自分のワインへ着ける事を昔から考えていました。 |
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ギヤリーの経歴は変化と起伏に富んでいます。若き日に村田製作所の実業団に所 属し、島根県に住んでいた彼は広島カープのプロテストを受ける程の逸材でしたが肩の故障により英会話の教師となりました。オーストラリアへ帰国後、故郷マ ガレット リヴァーでのビンテージ参加、ここから急転直下で彼のキャリアは変化していきます。日本語堪能なギヤリーを見込んで、カリフォル二ア ナパにある リッジからワイナリーでの仕事が舞い込んだのです。5週間の滞在予定でリッジへ と飛んだギャリー。しかしリッジのポールドレイパーは彼の鋭敏な味覚と醸造セ ンスを感じ取り様々な仕事をギャリーに課す事になりました。結果として2年半 リッジ ヴィンヤードでワインメーカーとして研鑽を積み、果たして彼が愛するワインを自身の手で作るべくオーストラリアへと舞い戻ったわけです。 |
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ギャリーのワインは彼が心から愛するブドウ品種シラーとリースリングを基本と しています。そのスタイルは繊細にして優美。今やニューヨークタイムズ紙が、オーストラリア最良の生産者として特集する程に世界から注目される存在になり ました。ギャリー ミルズはオーストラリアの次世代を担うバンディエラとして、その優しく澄み切った視線を未来を見据えています。 【2022追記】Jamsheed【ジャムシード】がとても良い形で進化を果たしています。COVIDによる影響もなんとか乗り越えて、ワイナリーとしてもワインメーカーとしてもVictoria【ヴィクトリア】のフロントランナーになりつつあります。実はJamsheed、COVIDによるパンデミック寸前にMelbourne【メルボルン】の街中にアーバンワイナリーを立ち上げたんです。ところが、それなりの投資額を以て走り出そうとした矢先にパンデミックが...一時期は樽の中に眠るワインさえも差し押さえ対象となってしまい、ボトリングの許可も降りない悪循環に陥ってしまい、日本への輸入もストップせざるを得ない状況になっていました。八方塞がりの状況下、永年連れ添った愛妻とも袂を分かつ事となりましたが、ワインメーカーGary Mills【ギャリー ミルズ】は自身の信じた道を邁進、かねてから作り続けていたワイン群にディレクションの変更を決意しました。実はGary、この数年は頻繁に南オーストラリア州に足?く通っており、Gentle Folk【ジェントル フォーク】のGareth Belton【ギャレス ベルトン】やLucy Margaux【ルーシー マルゴー】のAnton Klopper【アントン クロッパー】と寝食を共にしてナチュラルに傾倒していたんですね。契約畑はオーガニックへと転換、SO2の使用もキュヴェによってゼロとなり、ポートフォリオも大きく様変わりする事となりました。今から20年程前に「全房発酵」をフィロソフィーとして業界のフロントランナーとして脚光を浴びた彼が、現在進行形で変化しながら方向転換を図った事は大きな驚きでしたし、今回入荷して来たワイン達を味見しつつ顧みると、現在地に安閑として胡坐をかく事無く舵を切った彼を改めて見直してしまったのでした。 |
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Apricity【アプリシティ】とは寒空の広がる冬に、時折顔を覗かせる太陽が与えてくれる慈しみが深い暖かさの事。コンテンポラリーな醸造を一通り経験し、そしてその伝統的なワイン作りも踏襲しつつ、新たにGaryが挑むべきコンセプトとして冠名されています。Beechworth【ビーチワース】とYarra Valley【ヤラ ヴァレー】のデュアル リージョン ブレンド。各々のフルーツは古樽での発酵/熟成。Jamsheedですから当然の様にその大部分は全房です。非常に柔らかい口当たりですが、べーコニーでスモーキーな香りは健在。微かな揮発酸が、ラズベリー的な果実味とよくマッチしています。アプリシティ シリーズは全てSO2ゼロの醸造で作られていますが、健全でクリーンな仕上がりですね。 |
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Melbourne【メルボルン】からYarra Valley【ヤラ ヴァレー】へと入る、西側に位置するWandin【ワンジン】。この結婚式場も備える広大な公園内に、2019年からオーガニックでJamsheedが管理する畑があります。それがこの畑。青石がごろごろ転がるユニークな土壌があり、今Garyが最も熱を入れて取り組んでいる、ワイナリーから最もアクセスの良い畑です。古大樽での全房発酵。レモンマートルとローズマリーの香りがとてもフレグラントで、同時にバランスの取れた凝縮感と綺麗なタンニンがあります。肉の様な野趣溢れるSyrahの典型性とは違った魅力があり、レッドフルーツの果実味に華やぐ様なハーブとスパイスのアロマが素晴らしい仕上がり。 |
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Apricity【アプリシティ】とは寒空の広がる冬に、時折顔を覗かせる太陽が与えてくれる慈しみが深い暖かさの事。コンテンポラリーな醸造を一通り経験し、そしてその伝統的なワイン作りも踏襲しつつ、新たにGaryが挑むべきコンセプトとして冠名されています。Yarra Valley【ヤラ ヴァレー】のDixon's Creek【ディクソンズ クリーク】産Chardonnay100%。ダイレクトプレスからスタートする古い大樽発酵及び熟成。シュール リは6カ月。ラッキングし、更に2-3カ月の熟成。非常に高いエネルギー感を感じさせる稀有なジュースの美味しさを強く感じさせます。レモンとブラッドオレンジのノート、紅玉の味わいにうっすらとカラメル。良質なChardonnayから共通して感じられるガンパウダーの香りも。味わいに凝縮した力強さはありますがテクノロジカルな雰囲気は皆無、ナチュラルなChablisともよく似た味わいです。 |
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フルーツはPinot Gris/Sauvignon Blanc/Fiano(比率非公表)。スキンマセラシオンでオレンジピンクに仕立てています。各フルーツはクラッシュして混醸。MLFが終了した直後に、冷凍しておいたジュースを加えて瓶詰。楽しいペティアンに仕上がりました。ピーチコンポートの味わいにマンダリンのアロマ。タマリンドの様な、酸のあるアプリコットを思わせるフレーバーも。 |
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余り知られている事では無いのですが、Jamsheed【ジャムシード】はオーストラリアで最も早くからSagrantino種でワイン作りを始めた作り手であり、それは「文学的な響きのある名前が好き」というGaryの個人的嗜好から始まったトライアルでした。メルボルン大学の文学部で学士を修めている彼ならではの思考です。フルーツはChalmer'sのオーガニック。ステンレスタンクでカルボニック マセラシオン、醸し後は全房発酵。古樽で半年以上の熟成を経てボトリングされています。非常にゲイミーで(これはジビエを指す英語ですね)、芳醇な香り。ブレザオラを思わせる、肉々しくて野性味のある香りが非常に特徴的です。媚びた果実味が無く、実にセイヴァリー。それでいてタンニンがソフトで、喉に流し込んで楽しめます。 |
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Heathcote【ヒースコート】の英雄Charlmer's【チャーマーズ】から収穫されたMoscato Gialloを使用したペット ナット。ストレートプレスしたモストに果皮を投入。数日のスキンコンタクトでレモン色が濃くなった時点でプレス、MLFが終了する前に冷凍ジュースと共にボトリングされています。味わいは非常に「レモンスカッシュ」!そこにローズヒップとライチを沈めた様なチャーミングな香りがあり、とても中東的。コリアンダーやクミンといったスパイスを使用した料理とも抜群にマッチしてくれそうです。 |
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オーストラリア国内でも殆ど流通していない、レアキュヴェ。カルボニック マセラシオンを短く施し、全房発酵で仕上げた高地のCabernet Sauvignonです。ステンレス発酵、古樽熟成。品種個性であるピーマンの香りはあるのですが、最も強く感じるのはフレッシュのブルーベリー的なたっぷりの果実味。タンニンは柔らかく、非常にジューシーな仕上がりです。Mayer【メイヤー】の全房発酵Cabernet Sauvignonが、よりカジュアルで親しみやすくなった様なイメージ。全房発酵マニアには堪りませんね。 |
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メルボルンのインターコンチネンタルホテルでゲイリーと初対面! |
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実は日本語お上手(^^) |
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ブラインドでだされたワインのうちいくつかがゲイリーのワインだった! |
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赤はもちろんのこと、白も秀逸です! |
【限定商品】ジンギスカン用に北海道産羊の焼脂 |
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コミューン オブ ボタン | ヤウマ | ルーシー・マルゴー | ジェントルフォーク | BKワインズ |
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グッドインテンションズ | ジ アザー ライト | 九能ワインズ | クリスリングランド | ロックフォード |
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ライノ・ランブル | ラガベラス | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック |
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バスケットレンジ ワイン |
コーナー | オコタバレルズ | ウニコゼロ | フォールフロム グレース |
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リキッド ロックンロール |
ラッタ | スモールフライ | イエティアンド ココナッツ |
ネリンガ |
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カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー | メイヤー | ゼヴィア |
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バス・フィリップ | アヴァニ | オーシャンエイト | ボバー | ビンディ |
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ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
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Pサリヴァン | ジャムシード | マウント・メアリー | ブレイブ・ニュー ワイン |
アルフィオン |
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アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ティム ワイルドマン | アンケル | ベルトラン ビスポーク |
ミニム |
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ウインダウリー | フォーサーズ・ウェーブ・ワイン | ラ・プティ・モール | コンピラ・マル・ワインズ | Wダウニー |
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ルーク ランバート | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
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ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
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ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
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ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
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モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
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ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
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マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
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