トップ > ワイン>コミューン オブ ボタン Commune of Buttons
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ジャスパー・バトン(Jasper Button)は、あるきっかけでワインにのめり込みました。アデレード・ヒルズにある自宅の土地で、ブドウを栽培していましたが、バスケット・レンジの第一人者アントン・ヴァン・クロッパー(ルーシーマルゴー/Anton van Klopper)に出会い、ワインの虜になりました。栽培から醸造まで、自然派ワインについて熱心に学び、バトンは「コミューン・オブ・ボタンズ(Commune of Buttons)」のラベルを立ち上げました。多くの若い造り手がうらやむような、成熟した自宅のブドウ畑の冷涼な気候のブドウを使い、バイオダイナミック農法で栽培し、介入を最小限に抑えたワイン造りを行っています。彼はまた、この国で最もエキサイティングなワインと食事の場所の1つである、ザ・サマータウン・アリストロジスト(The Summertown Aristologist)のパートナーでもあります。バトンは、2016年のヤングガン・オブ・ワイン・アワードでベスト・ニュー・アクトに選ばれました。 |
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ジャスパー・バトンは数年の間に、売れ残りのブドウで遊んでいたワイン造りの初心者から、Nomaで自分のワインを注いでもらうまでになったのです。ジャスパーと、妹のソフィーとともにバスケットレンジにある実家の土地で運営している「コミューン オブ ボタンズ」ラベルにとって、まさに急成長と言えるでしょう。ジャスパーは、アデレード・ヒルズにある実家の土地で働くために南オーストラリア州に戻るまでは、ワイン造りに意欲的ではありませんでした。そこでジャスパーは、自然派ワインの先駆者であり、ルーシー・マルゴー(Lucy Margaux)の生みの親である、バスケット・レンジのアントン・ヴァン・クロッパー氏(Anton van Klopper)に出会い、ブドウの購入に興味を持つようになりました。アントンはジャスパーにナチュラルワインを紹介し、ワイン造りの初心者は2013年に農場の売れ残りのブドウを使って、数樽のシャルドネを造りました。 |
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「私たちはブドウで遊んでいたんです」とジャスパーは言います。「何が起こるかわからなかったんです。樹齢20年のブドウの木があり、その木で成功を収めたいと思いました。この土地から何かを生み出したいと思っていました。ワインを造りたいという野心を持って戻ってきたわけではありません。本当に素敵な農場の経済的な解決策を見つけることが目的だったのです」。2014年、コミューンオブボタンは誕生しました。かつてヒッピーのコミューンだった場所(これが名前の由来)で、シャルドネ、ピノ・ノワール、ネッビオーロのブドウを栽培するために、有機農法、そしてビオディナミ農法を導入したのです。このブティック・ワイナリーは、オーストラリアの自然派ワイン運動の一翼を担っており、その中心はバスケット・レンジ(Basket Range)と、タラス・オコタ(Taras Ochota、Ochota Barrels)、ブレンドン・キーズ(BK Wines)、そしてもちろんアントン・ヴァン・クロッパーも含めた小規模ながら才能あるワイン生産者たちです。「ここでは熾烈な競争が繰り広げられていますが、実はそれはいい競争なんです。他の人のワインを試飲して、『これは新しい、思いもよらなかった』と思うのです。本当に強烈で、遊び心があり、かつ非常に集中したワインを造ろうという熱意がここで起こっているのです」。 |
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2016年、2つのマイルストーンが訪れました。ジャスパーはヤング・ガン・オブ・ワイン・アワードでベスト・ニュー・アクトを受賞し、コミューン・オブ・ボタンズの2015年「ABC」シャルドネはシドニーにあるレネ・レゼピのノマ・ポップアップでサーブされましたが、これは大きな功績と大きなワインと言えるでしょう。"6本残っていますが、本当に素晴らしいワインなので、4年後に飲むのがとても楽しみです "とジャスパーは言います。その他の注目すべきワインは、2017年の「クローバー」シャルドネと2018年の「グロリア」です。エステートで栽培された単一畑のピノ・ノワールについて、「あれは本当に赤をつくれることを示したんだ」と彼は言います。現在、彼らのボトルに入る果実のほとんどは、バスケットレンジの敷地内にある3ヘクタールのブドウ畑のものです。 |
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ローリング ファーメントと聞けば、即ち、それは80年代に流行したピエモンテ独特のステンレス発酵槽を思い浮かべる事でしょう。5年前にJaspeの元を訪れた際、「実はローリング ファーメントを始めたんだよ」と言われ、廃校の体育館を想わせる彼のワイナリーを隅々まで見渡した事を憶えています。「ローター ファーメンターはどこに置いてあるの?」と聞いたところ、破顔一笑。「いや、発酵中のワインが入っている樽を横にして数分間転がすだけだよ」...心の中でソファから転げおちておりました(笑)JasperのChardonnayは他生産者達からも垂涎の的であり、購入希望者が後を絶たない良質さで知られていますが、そのChardonnayを50%の全房発酵。発酵初期は樽の下部からモストを抜いて振りかけ、3週間のスキンコンタクト。数日に1度ローリング発酵を行い、プレス。11カ月のエレバージュと熟成。濃い山吹に色付いたオレンジ スタイルでテルペンの個性が顕著。オレンジミストやリモンチェッロの馥郁とした香りがあります。マウスフィールは円やかで旨味もふっくら。ご機嫌な仕上がりとなりました。 |
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Nebbiolo種から極上のロゼを作る生産者が、かつてAdelaide Hillsには居たのです。個人的評価としてはFarr Rising【ファー ライジング】と双璧。その作り手はArrivo【アリーヴォ】と言いましたが、残念ながら今から10年程前に引退、今や現地のオークションに僅かに残った熟成ボトルが稀に登場する程度となってしまいました。私のパレットが経験した中では、そのArrivoと同等、凄まじく質の高いロゼがJasperによって作られています。自宅裏に広がるスロープに僅か数畝だけ存在するNebbiolo。全て手作業で除梗した後、6日間のコールド マセラシオン。プレス後は500Lのフードレと300Lのホッグスヘッド(共にオークの古樽)で発酵、11カ月のエレヴァージュと熟成。ラズベリーとイチジクの果実味、美しい酸に支えられた、躍動感のある生命を感じさせるミネラル。薄い赤とも、濃いロゼとも表現出来る、素晴らしいワインです。 |
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自社畑の中でも点在して植えられたChardonnayを、ABCを除いて全てブレンド。一晩のコールドソークを終え速やかにステンレスタンクへダイレクトプレス、更に一晩置いて600Lの古樽へと移して発酵/熟成。11カ月のシュール リ、時折ABC同様に素手で攪拌しています。グレープフルーツの香りにミラベルやクエッチ、アプリコット、白桃の味わい。シトラスよりもストーンフルーツの味わいが強く、芳醇なスタイルです。暑いビンテージのChablisを思わせるクラシックな仕上がり。 |
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自社畑の中で最も東を向いた斜面下部に広がる1haの区画、ABC【エービーシー】Vineyardからのフルーツ。収穫から一晩コールドマセラシオン、600Lと500Lの古いオーク樽をミックスして発酵/熟成。11カ月のシュール リ、テイスティングをして還元が強いと感じた際には素手で攪拌したそうです。円やかで旨味が強く、リンゴと洋梨、ハニカムの香りが強い個性となっています。微かにフェノリックでうっすらと還元しており、そのガンパウダー香に狂喜乱舞するChardonnayのファンは少なくない事でしょう。余韻が非常に長く、ジュース自体のエネルギーを強く意識させられます。 |
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Gloria【グロリア】のMV6クローンに、自社南西斜面に植えられたMartiniクローンをブレンド。60%を全房、残りのフルーツはダイレクトプレスして投入しています。発酵は上面を開放した3000Lのユーカリ樽(Jarrahという希少種ですが、そこまで気にする方はほぼいないでしょう)にて発酵/熟成。ラズベリーの香りが強く、またMartini Cloneらしいナツメグやシナモンの軽いスパイスも。ライトな飲み口に、細かなタンニンとストラクチャーがマッチしていて若い内から楽しめます。 |
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自宅裏に広がる40haの自社畑、その中で東を向いた斜面上部の4haがGloria【グロリア】、Pinot NoirはMV6と115クローンに集中して植えられています。特に前者は終了が低い事を難点としていますが、房が小さく気候変動にタフ、果実味が豊かで質の高いモストが期待出来るクローンとしてオーストラリアで中心を担うクローン。クロ ド ヴージョ由来です。イベント会場で「オーストラリアの中心クローンなんですね〜へ〜」なんてよく言われるんですが、「タカヒコさんのナナツモリもMV6中心ですけどね」と返せば途端に顔色が変わるのも日本あるあるでございます。80%の全房発酵。2500Lのトロンセ産オーク樽と、2000Lのユーカリ樽を併称して発酵/熟成しています。除梗したフルーツの大半はダイレクトプレス、モストを全房の上から投入し、隙間を埋めているそうです。色調が非常に明るく、クラシックなPinot Noirよりも若干ライトな仕上がり。ラスベリー、イチゴ、クランベリーの果実味が非常に顕著です。タンニンのストラクチャーは非常に細かく、全房故の旨味も抜群です。 |
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【限定商品】ジンギスカン用に北海道産羊の焼脂 |
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コミューン オブ ボタン | ヤウマ | ルーシー・マルゴー | ジェントルフォーク | BKワインズ |
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グッドインテンションズ | ジ アザー ライト | 九能ワインズ | クリスリングランド | ロックフォード |
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ライノ・ランブル | ラガベラス | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック |
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バスケットレンジ ワイン |
コーナー | オコタバレルズ | ウニコゼロ | フォールフロム グレース |
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リキッド ロックンロール |
ラッタ | スモールフライ | イエティアンド ココナッツ |
ネリンガ |
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カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー | メイヤー | ゼヴィア |
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バス・フィリップ | アヴァニ | オーシャンエイト | ボバー | ビンディ |
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ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
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Pサリヴァン | ジャムシード | マウント・メアリー | ブレイブ・ニュー ワイン |
アルフィオン |
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アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ティム ワイルドマン | アンケル | ベルトラン ビスポーク |
ミニム |
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ウインダウリー | フォーサーズ・ウェーブ・ワイン | ラ・プティ・モール | コンピラ・マル・ワインズ | Wダウニー |
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ルーク ランバート | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
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ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
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ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
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ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
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モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
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ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
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マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
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