ヒースコートのブドウ農園で生まれたパトリックサリヴァン。ブドウやワイン囲まれて幼少期を過ごした彼は順風満帆でアカデミックな人生を送り、品行方正で行儀の良い青年となり、洗練の極みともいえるワインを作る天才です・・・なんて大嘘です。彼は我々日本のワイン業界人が考えも及ばないクソガキです(笑) |
アデレード大学とメルボルン大学を卒業し醸造学を学ぶに至るまで彼は牛や豚、羊の畜殺場で働いていました。ロンドンでワインにのめり込みオーストラリアへ帰国。学位を取得した現在、彼の口から飛び出てくるのは刺激的というか風刺的というかというか、とにかく衣が着せられていない剥き出しの感情です。「醸造学なんて必要ないよ。畑で何お行うかが重要であって栽培能楽の方がよほど大切なんだ。ワイン作りなんてシンプルなもんで、発酵槽に葡萄をぶち込む。発酵が終わって不快なにおいがしなければそれでオッケーさ」とのたまいます。 |
とうとう現地Australiaでもコレクターアイテムと化しつつあるPatrick Sullivan【パトリック サリヴァン】のChardonnayシリーズ(1つだけ赤が混じっておりますが)。 Moueix【ムエックス】社に買収された事で全ての輸出ワインがユーロ為替取引となり価格が劇的に高騰してしまったGiaconda【ジャコンダ】が幻の存在となってしまった今、彼のChardonnayはトップレストランがこぞってトップの作り手として取り扱う最上のティアーに位置しています。 SO2の有無であったり、ナチュラルの渦中で語られる事に嫌気が差してしまった彼の哲学は現在非常にシンプル。全てのフルーツをオーガニックで貫く事。そして最小限のSO2を使用したとしても一切のオフフレーバーと廃し、ピュアで美しくテロワールの反映が色濃いワインを作る事です。10年前に彼が作っていた思い出を脳裏から消さずに現在のワインを味わうと、そのギャップにちょっとしたパニックになってしまう事と思います。 |
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Chardonnay100%。エステート外。Yarra Valley【ヤラ ヴァレー】のUpper【アッパー】、Woori Yallock【ウーリ ヤロック】にあるLusatia Park【ルサティア パーク】単一。樽発酵とステンレス熟成。玄武岩土壌の非常に稀有な畑と邂逅、樹齢40年超のストイックなフルーツを手にする幸運を得、作るに至りました。元々Mac Forbes【マック フォーブス】が作る同地のChardonnayがかねてよりお気に入りだったPatrick。お膝元であるGippsland【ギプスランド】とは違った土地の表現として挑む事としたそうです。ジンジャーとスパイスのファーストノート。洋梨とリンゴの果実味、軽くローストした生アーモンドの香り。昔からのAustraliaオタクにとって垂涎の的でもあるWoori Yallockですので、味わいの素晴らしさとも相まって、最もコレクターアイテム的な性格かも知れません。 |
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Chardonnay100%。エステート外。Henty【ヘンティ】にあるHeywood【ヘイウッド】からのオーガニックフルーツ。Hentyと言えばCrawford River【クロフォード リヴァー】はHochkirch【ホッホキルヒュ】でも知られるブルゴーニュ品種聖地の一つ。海岸からのマイルドな風で豊かな果実味が育つ事でもよく知られています。石灰質土壌に黒い火山性の土壌が入り混じった非常にユニークな畑から生まれるフルーツで、この畑との契約がオファーされた際は即座に飛びついたそうです。樽発酵にステンレス熟成。ブラッドオレンジにネクタリン、トロピカルなフレーバー。非常に濃密でブリオッシュ的なリッチネスも。弊社バイヤーであるNed Goodwine MWも筆者を務めるJames Halliday【ジェームス ハリデー】では95pts。ちなみに今年のリリースはAustralia Top 100にも選ばれています。此方も現地ではWoori Yallock同様コレクション対象となっている様です。 |
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久し振りにリリースされた純粋な赤。もう何年振りの事でしょうか。Ada River【アーダ リヴァー】は白と同様にピュアで美しく、飲んで感動して貰う事を念頭に置いて作れらた彼流の表現。自社の畑から得たフルーツを非常に厳しくセレクト、除梗し、古樽発酵にステンレス熟成。優しい色調に奥深い個性が潜んでおり、単純なノートでは表現し難い味わいがあります。10年前に彼が作っていたPinot Noirとはまるで別の世界と次元。還元環境で熟成されたクラシックワインが持つ、第一印象。肉やシャルキュトリーの野性味、五香粉の様なスパイス感。ラズベリーとレイニアチェリーの繊細な果実味。ヴェブヴェット的でスムースなテクスチャーにタンニン。良質なPinot Noirの高騰が続く世界背景を考えると、プライスバリューが著しく高い傑作です。ブランドで右往左往する事無く、プロが選ぶべきは今後こういったワインとなるべきでしょう。 |
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数年前から本拠地Baw Baw Shire【ボー ボー シャイア】に於ける各マイクロ クライメートを含めたテロワールの表現を始めたPatrcik。Ada River【アーダ リヴァー】は単一畑Manilla【マニラ】から得たChardonnayのみを使用して作られています。樽発酵にステンレス熟成。世で称賛されるChardonnayの例に漏れず、若干還元を含みながら、静謐で緊張感に満ちた世界観。ミネラルと酸はタイトで、ライムとレモン、グラニースミスの果実味、微かなガンパウダー、奥行きに見え隠れするヘーゼルナッツの皮。液体が持つエネルギーを即座にパレットで感じさせてくれます。Huon Hooke【ハオン フック】、James Halliday【ジェームス ハリディ】共に97ptsも与えており、名実共に国内最高峰の作り手である事を周知の事実とさせました。 |
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Ada River【アーダ リヴァー】よりも100m近く標高が低いBull Swamp【ブル スワンプ】からのフルーツ。樽発酵にステンレス熟成。よりリッチなソイルで、フルーツの糖度が若干上がりやすい側面も含め、Meursault【ムルソー】的な個性を表現しています。白桃とネクタリン、紅玉のアロマ。ガンパウダー的な還元の個性は此方も含んでいますがマウスフィールがより円やか。しかしながらチョーキーなストラクチャーは存分に楽しめます。先々の熟成後、バター的な油脂感が他キューヴよりも間違いなく強くなりそうです。 |
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スキンコンタクトのピノ・グリ、ミュスカ、ヴェルメンティーノ、ゲヴェルツトラミネールという羨ましいラインナップで造られたこのワインは、オレンジとシナモンのスパイスが大きく漂い、非常にアロマティック。さながら金柑のタルト!グラスに注ぐと、オレンジ、軽いサンダルウッド、爽やかな酸味が口中に広がり、ほのかな塩味も感じられます。スパイシーな料理、公園、パーティー、そしてその間にあるどんなシチューにも!あまりの人気となったため再入荷してくれました!羊肉屋的にも(ハギスだから)大好きな1本! |
【限定商品】各種お料理やジンギスカン用に北海道産羊脂 |
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ルーシー・マルゴー | ヤウマ | BKワインズ | コミューン オブ ボタン | ジェントルフォーク |
ジ アザー ライト | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック | ラガベラス |
オコタバレルズ | ウニコゼロ | イエティアンド ココナッツ |
スモールフライ | ブレイブ・ニュー ワイン |
バスケットレンジ ワイン |
コーナー | ティム ワイルドマン | ベルトラン ビスポーク |
コンピラ・マル・ワインズ |
ロックフォード | クリスリングランド | ライノ・ランブル | グッドインテンションズ | ウィリアム ダウニー |
リキッド ロックンロール |
ラッタ | カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー |
ビンディ | ボバー | バス・フィリップ | オーシャンエイト | マウント・メアリー |
ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
Pサリヴァン | ジャムシード | ルーク ランバート | ゼヴィア | アルフィオン |
アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ウインダウリー | アンケル | 九能ワインズ | ミニム |
ラ・プティ・モール | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
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